惜しかった!全日本女子/W杯バレーボール 2011
●多分来年5月にオリンピック出場決定のはず!今シーズンからVリーグも紹介します!
日本チームの善戦空しく、残念ながら日本はW杯ではロンドンオリンピックへの切符は手に入れられませんでしたが、アジア女王の中国が3枚目の切符を手にしました。日本は4位でした。しかしこの新人がたくさん登場した大会において、特にブラジル、ドイツ、アメリカとのゲームは非常に見処のある、手に汗握る、歴史に残る好ゲームでした。アメリカ戦で身長差8cmをものともしない日本チームの姿には感動しました。もうアメリカが日本の天敵という見方は不要でしょう。とにかくみんなすごかったが、佐野、竹下、木村があまりにすごかった!鳥肌が立ちました。
今回は手に入りませんでしたが、この調子なら多分、来年5月のアジア大陸予選兼世界最終予選では、日本はオリンピックへの出場権を手に入れられると思います。そこにはアジア王者の中国はおらず、2位の日本が最低でもアジア大陸予選枠を得られると思われます。さらにもしかすると、来年はオリンピックで一番きれいなメダルも期待できるかもしれません。
W杯2011での全日本女子の活躍に刺激されて、岩坂vs木村などの対戦が見たくなり、女子バレーボールVリーグも紹介していくことにしました。女子バレーボールVリーグ
●ロンドンオリンピックへの切符は来年5月までおあずけ!全日本女子
女子チームは、1964年の東京五輪で「東洋の魔女」という名前を頂戴したほどの圧倒的強さで優勝し、1976年にはモントリオール五輪で再度優勝しましたが、モスクワ五輪を飛ばして次のロス五輪以降は中国と米国が台頭し、ついでキューバ・ブラジルなどの米州勢の優位が続いていました。しかし全日本女子は、昨年か一昨年前あたりから手のひらレシーブもしっかり実行してきて期待していたら、2010年の世界選手権で32年ぶりに銅メダルを獲得し、世界ランキングでも現在第4位に位置しています。
今回は世界第3位のロシアが欧州選手権でセルビア・ドイツに破れて出場しておらず、世界ランキングでは日本が上から3番目であり、セルビア、中国、イタリア、ドイツを叩けるかどうかがメダルの獲得を左右します。それにしてもガモワ/ロシアがいないのは有利な要素でしょう。4日初日のイタリア戦には負けましたが、中国戦が6日、セルビア戦が11日、ドイツ戦が17日、米国戦が最終日の18日です。他のチームに負けることは考えられないし、あってはならない話です。2敗が限界でしょう。
今年のイタリアは従来のおおらかさが消えて、守備力を大幅に強化した上で、疲労から欠場したピッチニーニの穴をアルゼンチンから帰化したコスタグランデが完全に埋めて、初戦で日本を破りました。これに対して三大大会で一度もタイトルがなく、今度こそはの熱意に燃える米国と、王一梅(オウ・イメイ) 健在の中国が日本の天敵であり、これらを破れれば日本には、ブラジル、イタリアについで3位という可能性が残ります。
昨年の世界選手権での銅メダル獲得では小生も嬉し涙を流しました。そして今回は、ベテランが作り上げた新しいシステムに新人が十分対応して高速バレーを展開する姿には感激しています。是非今回はメダルを獲得して、ロンドンでは本気で優勝を目指して欲しい。多分今回もメダルを取ったら涙が出るでしょう。
6日の中国戦に敗れて2敗となり、これでほぼ本大会でのメダル獲得は絶望的となりました。メダル獲得には米国とブラジルの連破が必要です。この確率は多分1%以下、そして3敗してのメダル獲得は0.01%以下でしょう。こうなると中国にメダルを取って欲しい(そうすれば日本は大陸代表でロンドンに行ける)のですが、中国も不調なので多分メダルは無理。したがて、ロンドンに行くには大陸予選で中国に勝つか同時開催の世界最終予選での選抜、となります。最後の最後まで出場の可不可はわからなくなりました。
13日のブラジル戦に勝ってしまいました。大金星です。日本は1993年4月~2011年10月の期間で日本の「5勝63敗」、最後の勝利は2010年8月のワールドグランプリで、3-2のフルセットの死闘で勝って以来です。そして今回は3-0。いかにブラジルが不調とはいえ、これはすごい! アメリカとドイツに連勝できれば、メダル獲得の可能性が出てきます、わずかですが。ダメだった場合、女子のアジア大陸予選は2012年5月19日〜27日、世界最終予選を兼ねて日本で開催されます。
ここでいつも思う不満を爆発させておきます。
フジテレビのアナウンサーのインタビューのワンパターンさ、無神経さには毎回腹が立ちます。選手に何かを言わせようというよりは、そんな質問をする自分を目立たせようとする意図がありあり、完璧に「うざったい」。フジテレビのアナウンサー全員の無能さに無性に腹が立つ。選手が喜んでいないこともありありなのに、どうして誰も指導しないのか。今回のこの状況で「メダルを取れますか」なんて尋ねるのは無神経の極致。ものすごく難しい状況で、選手としては考えたくもなく、一生懸命やるだけ、という悲壮な決意をしているはず。今後は、監督とMVPにその日の試合の質問をするだけでもうやめて欲しい。去れ!
なお、ここで日本の勝因を述べておきます。それはブロックとブロックアウト、ディグとブロックフォローです。特にこの試合ではディグとブロックフォローが物凄かった。体中総毛だつほどでした。これらは身長が小さくでもできる、これらをきっちりとやれば、世界一のチームにも勝てる、ということがわかってしまいました。これだと、もしかすると、米国にも勝てるかもしれない。
かなり信じてはいたのですが、日本がドイツに勝ってくれました。身長差が日米間ほど大きくはないので、日本にとってドイツは組みしやいやすい相手であり、6:4で勝ってくれるとは思っていました。それにしても素晴らしいプレーでした。スーパープレーの連続、文句無しです。でも、嬉し涙は明日までとっておきます。さあ明日はアメリカ戦です。これに勝てば切符が手に入ります。日中のフルセットによる勝点の差異が気にはなりますが。
国の誇りなんか、ここまできたらどうでもいい。もう最後は、なりふり構わず、日本の応援をしましょう!
二度も三度もビデオを見返しました。特に昨夜は選手がみんな美しかった。アドレナリンは女性を美しくするのでしょうか。それにしても、新鍋・岩坂のパワーには感動しました。彼女らは今大会が(実質的に)世界戦初出場です。だれがそんなこと信じるでしょうか。江畑も前回までは大勢の中の1人でしたが、今大会で木村の対角、エースというというポジションを確固としたものにしましたね。嬉しい!
日本選手は今までダイレクトをあまり打たなかった気がします。危険性はわかっています。ボールをしっかりつかんで打たないと、ホームランになります。相手がまじめなら、ブロックもされやすい、非常に難しいスパイクです。しかしもう少し打ってもいい気がする。それを木村選手は第5セットでやってくれました。すこし鬱憤が晴れました。小生としては、今回やっと「スーパーエース」になってくれた気がします。
イタリア戦ではネット上の押し合いに負けていました。腕の力の入れ方の問題です。今後はそんなことがないこと期待します。
(フジテレビのアナウンサーに、小生の声が届いたのか、インタビューに今回はあまり腹が立ちませんでした。69点です。)
それにしても、結果論ですが、中国戦の第5セットで、あと2点が先に取れていたら、日本は3位でした。惜しい!来年のアジア大陸予選、そしてロンドンオリンピックがとても楽しみです。
○2011年7月アジア選手権ランキング

